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━━プルルルッ プルルルルッ

お約束の電子音が響く。

『はい、もしもし。佐々木です』

ゆっこのお母さんの声が受話器から聞こえる。

「真鍋ですけど、ゆきこちゃんいますか?」

『あら。やしなちゃん。久しぶりね。ちょっと待っててねぇ。』

いつもの陽気な感じの声でお母さんが言う。

受話器には保留音が流れる。

━━ガタッ

『やしなぁ。どしたの?』

受話器を持ち上げる音とともに、ゆっこがお母さんと同じような陽気な声で言う。

「ちょっと話しあってさぁ。今いい?」

『いいけどさぁ、今からウチにしょったときよがくるんだぁ。明日休みだからさぁ。やしなも呼ぼうよってさっきいってたんだけどこない?』

しょったときよかぁ。
久々だなぁ。
行きたいなぁ。

「ちょっと待ってて。お母さんにきいてくる」

保留にして受話器を置く。

お母さんのいる、リビングへと走る。

「お母さん!これからゆっこの家いってもいい?」

あたしは息を切らしながら、お母さんに聞く。

「ゆっこちゃんの家?ならいいわよ。お母さんによろしくねー」

お母さんは洗い物をしながら答えた。

ゆっこはお母さんに信頼がある。
だからOKなのはわかっていたが、言わないで行くと鬼になるので、一応聞く。

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